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プロパン瓦斯の適正価格とは

 

プロパン瓦斯の適正価格は基本料金1500円、単価300円台です

プロパンガスは都市ガスや電気、水道などの公共料金と違い、ガス会社が自由に単価を設定できる自由商品です。 そのため、適正価格で供給する会社もあれば、適正価格を大幅に超えた単価の高い会社もあります。

また単価設定についての明確なガイドライン等がなく、消費者にとって安いのか高いのか非常に分かりづらいのが現状です。

都市ガスと同額程度であれば消費者にとって十分安い適正な範囲内であると言えます

 

適正価格=ガス会社がずっとその価格で供給し続けられる

どれだけ安くても、その安い価格が長く続かなければ意味がありません。

 

近年、驚くほど安い単価で切り替えを提案され契約開始したはいいものの、たった半年で値上げをされたという相談が増加しています。 このように後々必ず値上げを起こす営業価格を適正と言うことはできません

ガス会社がその設定で利益を得られずっとそれを続けられる事は、結果的に消費者の皆様にも利益となるのです。

 

適正価格が普及する事で、消費者の皆様は今のご家庭の単価が高いかどうかが簡単に分かります。 その判断基準こそが基本料金1,500円、従量単価300円台なのです。

 

全国の平均単価

地方

基本料金

従量単価

関東

1,715

483

北海道・東北

1,824

621

中部

1,843

536

近畿

1,850

504

中国・四国

1,897

544

九州・沖縄

1,777

547

相場が高い理由

一つめの理由は価格設定の仕組みです。 プロパンガスの価格は各ガス会社の判断によって自由に設定されています。 公共料金である都市ガスの価格設定は国や地方自治体など行政の認可のもと行われますが、プロパンガスは行政による関与や指導が一切ありません。そのため各会社の裁量で適正範囲を超えていくらにでも設定できてしまいます。 これが相場が高い一つめの理由です。

 

二つめは、現在でも「プロパンガスは公共料金で値段はどの家庭も同じ」と勘違いされている利用者の方が大勢いらっしゃいます。

適正価格を知らない、またその様な情報がないことが要因です。

 

三つめは、瓦斯の市場はずっと、企業同士での競争がない特殊な市場でした。 高い単価を維持できるよう、企業同士が顧客の取り合いをしないよう内々に取り決めていたためです。 その結果、相場はずっと高いままでした。

そこで1997年、今まで不透明だった単価を明確化する法改正が行われました。 この法改正により、値段に関する情報が出回り、競争が生まれ適正価格にまで下がることが期待されました。

 

しかし多くの消費者はこの事実を知らず、思ったような効果は得られていません。

LPガスの料金算出方法と卸売会社

プロパンガスの請求金額は、一般的に、二部料金制と言い

 

基本料金+従量単価(使用量(㎥)×従量単価)で求めることができます。

 

 

プロパンガス会社には卸売会社と販売店の2種類の会社があります。

そのうち卸売会社とは、プロパンガスをサウジアラビアなどガス原産国から直接輸入し供給している会社のことで、直接輸入している分コストが安く済みます。

もう一方の販売店は、その卸売会社からプロパンガスを買って供給している会社であり、卸売会社が間に入っている分、コストがかかってしまいます。

このような違いから、卸売会社は販売店よりも安くプロパンガスを供給できるのです。

販売店の中には、従量単価300円台でプロパンガスを供給している会社もあります。

しかし、多くの販売店にとって従量単価300円台というのは利益がほとんど出ない価格です。 そのような価格を維持しながら利益を出し続けるのは難しく、値上げの可能性が大変高いのが現状です。

このような販売店の厳しい状況とは違い、コストが抑えられている卸売会社にとって、従量単価300円台は無理のない価格です。 つまり、卸売会社から従量単価300円台で供給を受けることが安い料金で使い続ける一番の方法なのです

 

適正価格より安い格安営業は危険

プロパンガスは輸入品なので、原油価格の高騰や為替の変動などによる値上げが避けられないこともあります。

そのため、「値上げ=悪」と捉えるのではなく、

「理由のない不当な値上げ=悪」と考えるべきです。

 

ガス会社からすると一般家庭の供給単価を200円台に設定するとはっきり言って儲かりません。それでも契約を取るために一時的に赤字覚悟の格安料金で供給し、時期が来たら値上げをして採算を合わせる。これが悪質なガス会社の常套手段になっています。大枠半年から一年後のタイミングが多いようです。

検針票に見落とす様に小さな文字で告知がある場合もあります。

 

 

原油価格が高騰すると値上げの根拠となります。ガソリンがあがる時期であればと納得する部分もありますが、問題は原油価格が下がっても瓦斯会社が値下げしないことです。価格はどんどん高騰します。

結論

市場の8割は適正価格ではないと言われています。

その価格で提供し続けられる「卸売会社」と契約し

基本料金1500円、使用単価300円台/㎥で契約をしましょう。

 

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