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リースのセットプランなどはありません。

リース料金の計算

①新物件代金+設置工事費

②旧物件処理費

③粗利

基本はこの3種類を足し、総額へ料率をかけて計算されます。

例えば、新物件のAの原価が65万円、旧物件のBの残額が45万円、粗利が50万円 =160万円

160万円の7年リース(84回)の料率を1.50%とした場合、¥1,600,000×0.0150=¥24,000/月 となります。

 ※リース料率は代理店毎・信販毎に異なります。

 

キャッシュバックやサービス付帯品の扱いについて

③の粗利から捻出します。

サービス品というのは所謂みなさんが想像するサービスではなく「リース物件に含まれない商品」です。

単純にこの粗利の中から購入して渡しています。

リース物件の契約に含まれておらず、景表法の範囲で渡すものなので「サービス品扱い」となりますが、実際は購入しています。

書面に記載がある契約物件ではないので、所有権はお客様のものになりますが、形を変えて購入しているのとかわりありません。

 

キャッシュバックも同様です。粗利から捻出する、見方を変えればキャッシュバック分だけ粗利に乗せるという考え方です。

単純に長期にすればするほど金利は高くなり、総額が高ければ高いほど金利が高くなります。

従って、期間が長く、総額も高ければ、べらぼうに金利が高くなるということです。

実際の手元のお金の価値よりも低くなると思います。

 

法人携帯の営業の例

スマートフォンが浸透するころまでは「法人携帯」というのは一大事業の一つでした。

どのキャリアも個人と法人ではプランが多少違うようです。ビジネス向きのプランはどの業界でもあります。

簡単に言ってしまうと、当時は携帯のみの販売で儲かる仕組みがありました。

純粋に個人名義のプランから法人名義のプランへ変更することにより、ユーザーに価格メリットが出るわけです。

 

そこへ付加価値を提供し、更なるストックアップを目指して「レ点」と呼ばれるサービスが増えてきました。

イニシャル手数料とストック手数料に大きく分かれるのですが、イニシャルは売ったら一時金で貰えるショットの手数料です。

ストックは使い続ける限り毎月の利用料の〇%を貰える権利ビジネスの様な手数料体系です。

携帯はどちらも取れるサービスでありながら、機種代金で売上が立つので(1台10万円くらいしますからね)とてもいい商品です。

 

よく家電量販店などでも、インターネット回線や携帯電話に申し込むと〇万円キャッシュバックとかやっていますけれども、

こういったキャリアから出る手数料をお客様に還元する代わりに、これを契約してくださいという流れが流行っていきます。

その申込の際に、駆け付けサポートサービスとか、〇〇保証が付いてくるとか、+数百円でついてくるオプションがレ点です。

 

こういった売り方の流れの中で、ある時期から携帯販売の手数料が大幅に減ることになります。

MNP(番号を変えずに他社に乗り換えるサービス)やSIMフリーが出てきたころです。

 

そうすると販売店からすれば大打撃です。そこで売り方がだんだん変わってきました。

個人から法人プランへの案内は変わらずに、レ点で覚えた付加価値営業の様なイメージで提案するわけです。

携帯を安くする代わりに〇〇がセットでついてきます。の様な提案に変わっていきます。

UTMなどのOA機器から蓄電池などの設備系機器までいろいろ事業所で使う商材のセット提案の流れができてきます。

 

携帯はあくまで通信キャリアの契約の筈ですが、このセットプランには信販が出てきます。何ででしょうか?

答えは簡単、携帯だけの契約ができるのに、それだけだと儲からないからセットにして売っているのです。

セットは嘘ではないですが、代理店オリジナルであって、キャリアのセットプランではありません。

当然キャリアにばれたらNGです。

 

ここで最初の話に戻ってみましょう。リースの計算式。

携帯の機種代はスパボ一括という先に機種代だけ払い込んでしまうことができます。

その分携帯利用の月額を抑えることができます。見せ方としては機種代がない方が「携帯料金は安く見えます」よね。

粗利から機種代を捻出しているだけですけれども。。

携帯だけだと手数料がほぼ出なくなっているので、セットにしてリースで粗利を稼ぐわけです。

 

セットプランはやるべきか?

代理店としても商売なので粗利を稼ぐことに反対はありません。

世の中で出回っているものは、どこで買っても当然利益が乗っています。

例えば化粧品の原材料のほとんどは水ですし、それが悪だとも思いません。

利益率90%の世界ですけれど、ビジネスモデルが素晴らしいと思います。

 

携帯を安くする為に代理店も儲けが必要ですから、何かに付き合うという考え方であれば有だと思います。

お仕事ではお金だけではなく、お付き合いで成り立つビジネスもあります。

 

ただ選んだ方がいいのは、会社(代理店)と営業マンと商品です。

必要がない商品のセットでは意味がないと思います。

 

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